病態

Pathophysiology

原因疾患

気管支拡張症に至る基礎原因は特発性、
感染後、COPD、喘息など多岐にわたります

気管支拡張症の基礎原因

気管支拡張症患者の約40%は、原因が特定できない特発性疾患とされています1,2)

European Bronchiectasis Registry(EMBARC)のコホート研究で最も高頻度に特定された原因は特発性であり、次いで感染後、COPD、喘息などでした(図1)1)

図1:気管支拡張症の基礎原因(海外データ)

COPD:慢性閉塞性肺疾患、ABPA:アレルギー性気管支肺アスペルギルス症、GERD:胃食道逆流症、NTM:非結核性抗酸菌症
研究概要:気管支拡張症の臨床的特徴をとらえ欧州諸国間で比較することを目的として、2015年1月12日~2022年4月12日にEMBARC(欧州27ヵ国とイスラエルで実施された気管支拡張症の国際的臨床研究ネットワーク)に登録された成人の非嚢胞性線維症気管支拡張症患者16,963例を対象に、ベースライン時と年1回の追跡調査(最大5年)で包括的に臨床データを収集した。
Limitation:各地域で病因検査や喀痰検査の実施状況が異なった。参加国間に登録人数の不均衡がみられた。

Chalmers JD, et al. Lancet Respir Med. 2023; 11(7): 637-649.より改変【利益相反】著者にインスメッドから助成金を受領した者等が含まれる。

REFERENCES

  • Chalmers JD, et al. Lancet Respir Med. 2023; 11(7): 637-649. 【利益相反】著者にインスメッドから助成金を受領した者等が含まれる。

  • Lonni S, et al. Ann Am Thorac Soc. 2015; 12(12): 1764-1770.

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