

診断
Diagnosis
早期診断の重要性
気管支拡張症は診断が遅れる傾向に
あるといわれています
気管支拡張症の診断の遅れ
気管支拡張症患者における診断の遅れが課題となっており、治療介入が遅れると肺機能が低下する可能性があります1,2)。
気管支拡張症患者2,099例を対象としたスペインの研究によると、症状発現から気管支拡張症の診断までの平均期間は12.2年でした。女性患者では13.2年、男性患者では11.1年であり、特に女性患者において症状の発現から診断まで遅れる傾向にあることが報告されています(図1)1)。
気管支拡張症の進行を抑制し、QOLと転帰を改善するには早期の診断および治療介入が重要です3,4)。
図1:気管支拡張症の診断の状況(海外データ)


研究概要:気管支拡張症の診断の遅れを男女別に評価することを目的として、 2002~2011年にSpanish Historical Registry of Bronchiectasisに登録された成人気管支拡張症患者2,099例(女性1,125例、男性974例)を対象に粘液膿性喀痰の持続的産生、または少なくとも1回の喀血を症状発現と定義し、症状発現日と診断日について検討した。
Limitation:患者の3%は胸部X線撮影のみで気管支拡張症と診断されている、など
Girón RM, et al. Chron Respir Dis. 2017; 14(4): 360-369.より作成
REFERENCES
-
Girón RM, et al. Chron Respir Dis. 2017; 14(4): 360-369.
-
King PT, et al. COPD. 2009; 6(2): 130-136.
-
Maselli DJ, et al. Int J Clin Pract. 2017; 71(2): e12924.
-
Pasteur MC, et al. Thorax. 2010; 65(Suppl 1): i1-58.